福岡数学理科家庭教師学院【FSKG】学院長が学習に関して感じていることを記します

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スキマ学習

 先日生徒さんから質問受けまして、「模試(実力テスト)対策として何をしたらよいか」という旨のものでした。「模試の前は模試のやり直しノートを見直す」、これが一番効率が良いといいますか、得点に直結するかと思います。解けなかった問題や知らなかった表現をノートに、そして、それを模試がある度に見返してください。そうすることで記憶が定着するばかりか、一度模試に出題されているわけですからまた出題される可能性大ですし、最終的には入試直前にも利用することができます。

 

 もう少し追加すると、やり直しノートは丁寧になりすぎないようにしてください。目的は後で見直して覚えることですから、丁寧すぎると時間がかかるので効率は良くありません。「書き留めておく」という感じですかね。

 

 そのノートを「スキマ勉強」しましょう。模試のやり直しに限らず、私自身このスキマ勉強の重要性を身を持って体感しています。私もいろんな仕事抱えてて若干バタバタしているのですが、ちょっとした時間を見つけて仕事に取り組みます。

 例えば、授業の間の休憩時間(あ、もちろん生徒さんの質問優先ですよ)、移動時間、帰宅してから夕食までの時間、朝起きて出勤する前のちょっとした時間、寝る前、家族で出かけるときに他のメンバーの支度が完了するのを待っている時間、休みの日の午前中、などなど、こうした時間を利用して仕事を進めることができるようになると、仕事の進展が全く違ってきます。

 

 少なくとも「後でやろう」はNGかなという気がします。

 ひょっとしたら、皆さんの成績の差って、こういったところにもあるのかなと実感するところです。机に腰をすえて勉強するのはもちろんですが、「スキマ勉強」をより意識してみてはいかがですか?

 

 話しを模試に戻します。模試って野球に例えると、練習試合に似ていると思います。自分の弱点が浮き彫りになりますよね。例えば、知識が足りない・〇〇がわかってない・全部解くのに時間が足りない等など。そういった弱点をしっかり補うべく普段の勉強を進めることで、本番の得点力に直結するかと思うのです。模試のやり直しをするだけでも全然学力違ってきますよ。特に数学理科と社会は。